翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

社畜小説

大人の夏休み

けっこう楽しかった思い出で、その時一回だけであったものの、今でも時々思い出しては「またやりたいなぁ」と考える。 社会人二年目に上司が一人辞めることとなり、何でやめるのか聞くついでにバーベキューをやろうという話になった。私が一番年少で先輩や他…

久しぶりに開く

先日、保険の営業マンから久しぶりに電話があった。 自分が死んだら葬式代にと思っている保険の運用利益が出ているため、それを切り取らないかという話であった。 数年貯めていれば、少額でも大きくなるものだなと、切り取りを依頼する。保険金が減るわけで…

慰めのアイテム

年度が変わる際に出勤簿をコピーして持って帰ってきた。恐るべきことに勤め先の出勤簿は手書きだ。だが、手書きだからこそ色々残せるものがある。 指示があって早く出てきたのに時間外手当が出ていない日、元々はグレーであったものが完全に黒となった言質を…

ある決着

新入社員として今の勤め先にきた年の6月。 私は雨の降る中、歩道の水たまりを溝に流すという作業をひたすらやっていた。今となっては滑らない話だが、当時は驚愕したものである。今とは違い、曇り無き眼で「新社会人として頑張るぞ!」していた純情青年であ…

最優先事項

「~すること。よろしい?」て言い方が嫌いだ。少なくとも会社で使うものではないと思う。言われると、とても不快である。それも無意味なことに使われたなら余計だ。 定年退職した上司がいなくなって以来、半年も経たずして、会社の労働基準法を守る体制は崩…

居残り

先に不機嫌になった話を書こう。楽しいクリスマスの話は後日。常々思うのは、会社という組織がそういうものということではなく、クソ組織がクソみたいな事案を起こすということである。新入社員の頃からクソだと思っている部分は変わっていない。むしろ見聞…