翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

電話当番があった頃

 馴染みのお店が閉まっていたから、牛丼屋でお昼を済ませた。時間が思ったより余って、可愛がってくれるおばちゃんの店に顔を出す。ここに来ると色んな食べ物や飲み物を与えられるので、野良猫になった気分になる。
 ふと昨年夏季に私が救急車で運ばれた話になって、そういや私がいない間の勤め先では、余所の部署から「電話当番」という気が狂ったような応援まで必要なほどだったことを思い出した。「電話当番」については復帰してから別部署の人に愚痴られて知ったのだが。いや、どんだけ私に依存していたんだよ。電話ぐらいどうにかせいやと思った。
 それで「皆に迷惑かけただろ」って時々言う人もいるのだが。これが最近、バトルの種にはなっている。
 大多数は「戻ってきて良かった」になっていて、幾分過ごしやすいのと味方は多い。大事なのは普段の行いと突然いなくなる事件だなと思った。
 いや、突然いなくならなくても大切にしてくれる人に誠の感謝だな。

失われた物

 父が実家に残してきた物を勝手に捨てていた。後から聞いたところによれば、家を改装するために片付けをしたかったという。それならばその前に我ら兄弟を一度呼んで、いる物を引き上げさせて欲しかった。
 弟が大切にしていた100名当選のカードが捨てられたというところから始まった。弟は悲憤し、母に「一生恨みます」とまでメッセージを送ったようだ。慌てた母が私に助けを求めてきたのである。私も3つほど回収したい大切な物があったので、急遽、実家に戻った。
 机に飾ったり、引き出しに大切な物を入れていたりした。父はよりによって、そこから全てを捨てていったのだ。
 探索を開始すると、弟のカードは生存していた。これで弟の機嫌は直ったようである。ゴミ袋を開けて、私の物も探す。
 私が回収したかった三つは
「恩師から貰ったフクロウのぬいぐるみ(手のひらサイズで机に飾り苦楽を見守っていた。メッセージつき)」
「2002年恐竜博限定のチョコラザウルス アクロカントサウルス(骨)」
「同 アクロカントサウルス」

 下2つは千葉に引っ越していた元同級生に買って送って貰った物で出来が良くて気に入っている。こちらはすぐに見つかった。持って帰って、骨のほうは右腕が取れていることに気がついたが。
 フクロウはどうしても見つからなかった。
 ぬいぐるみは結構前にまとめて捨てたようで、机の上で見守ってくれていた彼はもういない。帰宅してから、「こっちに持ってきたかも」と思って荷物をあさった。分かっていた。持ってきていたら間違いなく机に置くこと。最後に実家に帰った時に「こっちでまた会おうな」と置いたままにしたこと。
 弾丸旅行だったから、帰宅して一息ついたところでとても悲しくなった。
 物に執着しても仕方なく、次に進もうと思うのだが、辛いものは辛いのである。

新しいこと

 新しいことや、変化することはエネルギーがいる。何度も言ってきたことだけれども。ただ、しんどいがテンションが上がることも確かだ。
 今日は有休を取ってとある場所に行ってきた。
 友人の紹介もあっての縁が出来たのである。その友人とももう10年の付き合いになる。用事を済ませた後、海を見ながら昔のことや愚痴やこれからのことを話した。
 天気も良く、水平線を綺麗に見渡せた今日はいつかの仕事で商店街の旅行に同行した時のことを思い出す。のどかな時間であった。
 明日はまた勤め先で戦わねばならない。
 それは新しいことへの挑戦ではないが、相手を打ち負かした時にまた別の世界が広がっていることだろう。今日も言った「何も無駄なことはない」を胸に行く。
 やっていてワクワクすることばかりしたいが、悲しいかな兼業サラリーマン。サラリーマンとしても退いてはいけないところがある。下手したら裁判になることまで計算に入れて動くよ。

騒々しかった一週間

 先週は何かと忙しかった。あれもこれもしようとしたせいだが、時期的に色々重なってしまった。勤め先でもありえないことで「処罰する」なんて言われたものだから、自己弁護のためにいらぬ労力を割き、ストレスを感じる羽目にあった。ただ充実はしていて、趣味のFF14では楽しく過ごせたし、妻の誕生日も祝い、結婚記念日はいつものところで祝うことができた。ブログの更新はいつもより遅くなったけれど。
 結婚して5年。なんだかんだあったけれど、無事に生きて今日まで来られてよかった。また来年も同じ場所で祝えることを願うばかりだ。
 週末には悩んでいた動画制作の機会も加わり、ダラダラ過ごす余裕はなくなった。何でも先延ばしにしがちだから、尻に火がついて良かったかもしれない。
 ただ開催以来、スタッフとしてお手伝いに行っていた文学フリマ広島参加を諦めることになった。懐が寒いことも理由の一つだが、進めておきたいことが山積みになっているせいもある。人員的にはきっと大丈夫だと思うから、行けなかった分、自分がやりたいことの成果を出すべく励むこととする。
 文学フリマ東京のために新刊も頑張らねば……。

足掻け足掻け

 転職活動でちょっと上めの企業を狙っていると、今の勤め先で半ば飼い殺し状態になりつつあるのが分かる。30になるまで一回転職してキャリアアップしたほうが後々に良かったなと身にしみて思っていることだ。ただ、力を入れたからこそ分かるものがあり、力をかけるところを変えてまた活動している。
 世間的に価値はないのかと、年齢で少し落ち込むこともあったが、商店街の某御仁とたまたま会って喋ったことでしょぼくれを回避できた。
 移動の時間は本を読んで勉強することにした。爆睡していたけれど、移動後の仕事も辛くなるので、起きていたほうがいいと判断。スマホKindleアプリがマブダチだ。頭から抜け落ちることもあるので、Slackにメモしたりスクショを撮って自分への訓示にしている。
 座右の銘通りに生きているか自分?
 て問いかけて過ごしている。
 ついつい怠けてしまいそうになるが、毎日飲んでいた酒も週に一回ほどになったし、筋トレだって決まった日に出来ている。少しは成長している。
 懐も寒く、寒暖差のせいで身体が痒かったりと悩みは尽きないものの、ここ一番だと思って足掻いていく。

季節の変わり目

 どんな時でも明るくありたいと思うが、そうはいかない時期もある。一つケチがつけば、些細な不幸も気になってくるものだ。
 昼飯でいつものお店に行けば、態度の悪い客がいたり、オーダー取るのを忘れられたり。電車に乗ろうとすれば、割り込みクソ爺婆に遭遇する。チャリカスは年中無休。その度に気分がしょんぼりするものだ。ぶつかられても、日々の筋トレのお陰ではじき返すことができるのは唯一の救いだ。
 季節の変わり目ともあって、未だにある微妙な寒さに悩まされている。それに加えて通帳には割高になってきた電気料金が印字されているし、宇宙が生まれる前から社会人になっていそうな人が「~御中~様」なるものを作っていて嘆息する。
 そんなケチも重なってしょんぼり中だ。
 何とかラッキーが起こらないか、足掻いてみている。
 それでも「月~木まで酒を飲まない」を継続している自分を褒めてあげたい。呑みたい。

勝てないチャンミ(ウマ娘)

 ウマ娘は育成までいかなくとも、他のデイリーはちょっとやるぐらいにはログインしている。ほとんど課金していないライト勢だが、グッズ買ったりとかして、それなりにハマっている。
 しかし辛いものがある。
 一生懸命育てたウマ娘でチャンミ(月一のPVPカップみたいなもの)に一回も勝てない。上振れとガチ勢には歯が立たない。
 最近は一応、出走するものの、自分が育てたウマ娘がしょんぼりしているのを見て、自分も辛くなって途中で止めてしまう。
「弱いワシが悪いんや-」
 と思うが、それによって自分も凹む。
 その気を紛らわすために、ファンアートや可愛い四コマ、メインメニューでつついて癒やされているが、やはりしょんぼりが頭を過る。
 チャンミには手を出さないでおこう。
 そう決意した電力不足に震えた夜。