翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

2014-01-01から1年間の記事一覧

次回企画のお知らせ

人は生きている限り、決してそれから逃れる事は出来ない。胃に穴が空くような経験を誰もがしてきたはずだ。まだないというのならこれから――。 大坂文庫第四弾アンソロジー企画テーマは「懊悩」です。 タイトルは「だが、何のために?」 第二十回文学フリマ東…

第十九回文学フリマに参加してきた。

11月24日(日)東京流通センターで開催された第十九回文学フリマに参加してきた。 今回も参加ジャンルは「歴史・古典」。 設営を手伝い、受け取ったカタログを見ると日本地図にパンダが三つあった。文学フリマが地方拡散していくと物語っていた。今後、この…

見上げた男~序~

第十九回文学フリマにて頒布予定 「見上げた男」 テーマ「虚勢」のアンソロジーに掲載予定のオープニング小説。 「見上げた男序」 今でも「ゲジゲジ」といじられる太い眉を掻きながら憤慨する。 何故彼らは阿呆なのか。 何故、あの阿呆共は生き続けるのに俺…

上住死して、なでしこのうどんを残す

かつて織田作之助は自由軒のカレーを残した。 大阪で物を書く上住は何を残すか。特筆すべきは「純愛うどん なでしこ」である。なでしこの大将はうどんキチガイだからだ。 「うどんキチガイ」と書くと、誤解が生まれるかもしれない。 彼は休みの日に息子の面…

半沢直樹とのつきあい方

大阪ミナミは上住の庭である。 若気の至りで西成の路上で昏倒した事もあれば、喫茶青山にいる美人店長を追いかけた事もあった。 そのミナミで会社を辞めた同期と一年ぶりに会う。 たまたま予定がなかった他同期も会し、「飲み屋は任せる」と言われ、先頭をプ…

六十年前の創作同人

熱中症気味で胃からこみ上げてくるものを我慢し悶えていると上司から「定期預金を取って来い」と催促の電話が入る。 私は「はいはい、わかりやした」と適当な返事をして少しでも助けてくれそうな客を数軒あたった。こういう時の金融マンは「十万円でもいいか…

はてな始めました。

アメブロも残しながら、新たにはてなも利用開始。 書く内容はほとんど一緒の予定だが、こちらは創作寄りの話になると思う。