大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

居残り

 先に不機嫌になった話を書こう。楽しいクリスマスの話は後日。常々思うのは、会社という組織がそういうものということではなく、クソ組織がクソみたいな事案を起こすということである。新入社員の頃からクソだと思っている部分は変わっていない。むしろ見聞きした分増えたといってもいい。労基が入った際の言い訳として、「この時間までPCを使うな」ということを律儀に守っていたが、あまりにも馬鹿らしくなることがあって無視しして使い始めた。不法行為に手を貸す理由なんてないのである。
 ここ数日、役員達の我が儘に振り回されて、経費等々の決まった事務処理ができないでいた。全支店に関わることなので、優先してやっていたところ、「正月の飾りは買ったのか」「卓上のカレンダーは配ったのか」「贈答品を買ってきてくれ」とやいやいくる。そんなものは後でいい。忘れているわけではないし、それらをいつ完了するか決めてある。
 勤め先は平目の養殖に大成功して、見事に上しか見ていない。部下の仕事なんて把握していないのである。長年のスキルを積み重ね、上から怒られないためにお賃金を得ているのだ。
 問題は昨日、25日に起きた。元々問題だらけなのはさておき。
 昨日は早帰りの日で上住は、16時が定時であった。
 しかし、「入口の貼り紙が汚い云々」と役員に言われ、掃除を始めたのだ。部署の全員で。築30年も超える建物だ。あちこちが汚くなっている。どうしようもないのだ。貼り紙を剥がせば跡が汚い。私は定時20分前に薬品を買いに走らされた。
 作業しているのが二人、突っ立っているのが二人。どう考えても必要以上に人員を割いている。暇なのか。
 私は一人部署に残り電話番をしなければならなかった。
 防犯カメラに写る連中を見ながらイライラした。退社後に予定があったからだ。この時間に対する時間外手当も出ないだろう。
 どんどん会社がプライベートタイムに侵食してくる。
 一番嫌いなことだ。
 それよりも、本日家ではクリスマスをすると数人は知っていたはずだが。嫌がらせか?
 結局、彼らが戻ってきた時点ですぐに帰った。
 怒りは頂点に達していたが、家に帰ると不機嫌でなくなった。家に持ち帰らない、心がけていることでもある。妻がケーキの写真とか撮っているのを見て満足した。片付けの際に、このことを少し愚痴った。
 今年はあと三日、あの場所に行かなければならない。
 年末の打ち上げがないだけマシだが、憂鬱になるのである。