翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

総括2020

 今年はコロナもあって諸々の予定が狂った。変わったことはたくさんあって、ただ翻弄されただけでなく、時短勤務や隔日出勤など得たものはあった。何しろ、拘束される時間が減ったことは大きい。7月には一つ大きな決断をして、難しい方を選択した結果、吉と出た。
 俗にいう嫁ブロックも突破して起業を進める一方、noteでの定期更新を止めて、またはてなに戻ってきた。
 11月の東京ではまた新たな出会いがあり、新たなビジネスを展開する動きも加わった。年の瀬にやることが多く増えた。来年の方向が早くから定まるのはありがたい。
 さて、年始には

一、辞める辞める詐欺を止める
   自分が思う生活をするためには飛び出して挑戦しなければいけない。
   年末、春日大社で誓ったことを無為にしてはいけない。
   三月にはもう退職する。それまでに準備をする。
 一、noteで連載小説
   昨年と同じだけれど、一週間に一度の日記更新とは別に小説を週に
   一回更新する。時間を確保すれば可能。
 一、ダイエット
   体が丸くなってきているので、毎日筋トレする。
   そのための生活環境を変える。
 一、日々精進
   ホワイトボードに書いて達成しては消していく日々の用事。

と、noteの記事に書いた。
一つずつ振り返ると、
 未だ退職していない。大分具体的になってきたものの、未だに二足の草鞋である。コロナで狂わされたところもあるが、私の動きが少なかった。別の会社に転職するか、独立するかちょっと迷っていたせいもある。
 
 結局、書かなかった連載小説。
 ただ小説は去年より書いているから、まあいいかという感想。
 
 ダイエットは完了していない。無理せずに継続しているけれど、ちょっと忙しくなると一か月やらなかったりするので、環境改善は未だに課題。

 ホワイトボードは活用中。手帳に毎日やることをクエストみたいに細かく書くようになった。「今日は何もしなかった」と気分が沈むことがなくなったので継続していく。

 大きな進歩はなかった一年だが、辞めていない間に勤め先はブラックさを取り戻しつつあるし、やることは増えている。来年は、この年末年始休暇も活かして、自分がやりたいことをやる一年にしたい。
 

居残り

 先に不機嫌になった話を書こう。楽しいクリスマスの話は後日。常々思うのは、会社という組織がそういうものということではなく、クソ組織がクソみたいな事案を起こすということである。新入社員の頃からクソだと思っている部分は変わっていない。むしろ見聞きした分増えたといってもいい。労基が入った際の言い訳として、「この時間までPCを使うな」ということを律儀に守っていたが、あまりにも馬鹿らしくなることがあって無視しして使い始めた。不法行為に手を貸す理由なんてないのである。
 ここ数日、役員達の我が儘に振り回されて、経費等々の決まった事務処理ができないでいた。全支店に関わることなので、優先してやっていたところ、「正月の飾りは買ったのか」「卓上のカレンダーは配ったのか」「贈答品を買ってきてくれ」とやいやいくる。そんなものは後でいい。忘れているわけではないし、それらをいつ完了するか決めてある。
 勤め先は平目の養殖に大成功して、見事に上しか見ていない。部下の仕事なんて把握していないのである。長年のスキルを積み重ね、上から怒られないためにお賃金を得ているのだ。
 問題は昨日、25日に起きた。元々問題だらけなのはさておき。
 昨日は早帰りの日で上住は、16時が定時であった。
 しかし、「入口の貼り紙が汚い云々」と役員に言われ、掃除を始めたのだ。部署の全員で。築30年も超える建物だ。あちこちが汚くなっている。どうしようもないのだ。貼り紙を剥がせば跡が汚い。私は定時20分前に薬品を買いに走らされた。
 作業しているのが二人、突っ立っているのが二人。どう考えても必要以上に人員を割いている。暇なのか。
 私は一人部署に残り電話番をしなければならなかった。
 防犯カメラに写る連中を見ながらイライラした。退社後に予定があったからだ。この時間に対する時間外手当も出ないだろう。
 どんどん会社がプライベートタイムに侵食してくる。
 一番嫌いなことだ。
 それよりも、本日家ではクリスマスをすると数人は知っていたはずだが。嫌がらせか?
 結局、彼らが戻ってきた時点ですぐに帰った。
 怒りは頂点に達していたが、家に帰ると不機嫌でなくなった。家に持ち帰らない、心がけていることでもある。妻がケーキの写真とか撮っているのを見て満足した。片付けの際に、このことを少し愚痴った。
 今年はあと三日、あの場所に行かなければならない。
 年末の打ち上げがないだけマシだが、憂鬱になるのである。

また、はてなブログで

 長きにわたり放置していたこのブログを復活する。結局、noteとの使い分けができず、ずっとそのままにしていた。
 noteの記事もこちらへ随時移行していく予定だ。noteは記事をあげる度に褒めてくれて、見ず知らずの人からも反応が貰えるところから好きだった。炎上した案件が起きた時も対応する側は大変だからと様子を見ていた。しかし、知人の記事が削除され、社長の謝罪が記事のみでメールでの案内がなかったところから、メインをこちらへ戻すことにした。女々しいのでnoteのアカウントは残すけれど。
 はてなブログでもカテゴリ等々、機能を使いこなすことができていなかった私だが、心機一転、色々マメにしていこうと年の暮れにようやく決意した。

企業としての大坂文庫再始動

 二十代前半から半ばまで駆け抜けて準備をした出版社大坂文庫は長い間息をしていなかった。中途半端なまま破棄をするか、己の夢を掴むべく再始動するかケリをつけることにした。再始動の方へ舵を切るつもりで。駄目だったら、またどこかで社畜をやるだけだ。
 離婚を宣言される覚悟で妻に話をし、宣言はされずに脇の甘さを指摘され、それならば妻の不安を消すべく整えて再始動することにしたのである。俗にいう「嫁ブロック」なるものではなかった。元々転職は認めてくれているので、圧倒的な否定は言ってこないだろうと思ってはいたが。限界が決まっているサラリーマンは下限も決まっている。ゼロになることはない。ゼロになる恐怖もあるが、限界を超えていく気持ちよさも、昔駆けだしたから知っている。ただ頑張るだけだ。身体に無理はすまい。しかし、怠惰に陥ってもいけない。地道なところからやっていく。ただ頑張るだけだ。
 久しぶりに血が沸いてきている。
 独立へ向けての再始動日記を連ねていくこととする。おそらくここではなくnoteで。こちらのブログはまとめ的に更新していく予定だ。

自粛が続く中で

 近年は参加するイベントを減らしていたこともあり、ブログに書くことも少なくなった。日常的なことは完全にnoteに移行したため、こちらの更新も止まってしまい、全く死んでいる状態になっている。
 もっとも、開催となったイベント自体ないのだから、他のところも一緒なのかもしれない。

 GW中は上京しなかったため、大坂文庫の執筆者と日々、執筆量を報告し合っていた。筋トレと同様で一緒にやる人が続くもの。完成間近でもあった彼の作品はGW中に書き上がって編集段階へと進んでいる。

 沈黙の間、作品を書いていたが、やっていたことはそれだけではない。
 今年の目標でもある「辞める辞める詐欺」を止めるべく活動の時間ややり方を見直したりした。
 どうしても、ヘロヘロになって帰ってくる帰宅後の活動は大幅に削減し、変わりに朝へとシフトした。早起き必須であるが、朝に活動することに確かな手応えを感じている。とはいえ、問題は結果だ。望む生活を手に入れているかどうか、いい報告ができるように継続していく。

第三十回文学フリマ東京は中止

 第三十回文学フリマ東京は中止となり、久しぶりに書くこのブログも活動報告にも自粛にもならぬ記事となった。予定していた長編とラブコメ論の筆は止まり、最近発行していなかった純文学アンソロジーのほうに力を注いでいる。本来なら東京出発に向けた準備や飲み会の予定をぶちこんだ慌ただしい時期となっていたが、落ち着いた連休を過ごすことになっている。
 開催予定の日は例年通りに早起きして設営でもしている気持ちで過ごそうかなと考えている。誰かがやるだろう。エア文フリ。
 ぽっかりと空いた予定は日々の緊張もなくなって喪失感をおぼえたが、将来につなげることをやる丁度いい機会だからそちらの方をみるようにしている。
 幸いなことに家でずっと過ごすことができる才能を持っていた。会社で多くのおじさん達が苦痛に呻いている中、「何がそんなに苦しいんだ?」と引きこもっている。ただ、おじさん達は掃除の一つでもやってみては、と思わんでもない。
 イベントが中止になって、いつも会う面々と顔を合わせることができないのは残念だけれど、ここを乗り切ってまた次回元気に会えるように努めようとし、「また会える」も必ずではないのだから、一回一回を大切にしようと考えを改めた次第だ。

2020年大坂文庫の活動について

 あけましておめでとうございます。
 旧年中はたいへんお世話になりました。
 今年もよろしくお願いいたします。

 さて、本年の大坂文庫の活動予定は10月の文フリ福岡以外は未定です。
 活動は少し縮小します。
 5月の東京は出店するかどうかまだ検討中です。但し、体は東京に行くつもりでいます。
 というのも懐事情ですね。将来のことを考えるとこれまで以上に金を貯めなければいけないのですが、同人活動をすると出費が嵩むので「今の仕事のまま」では諦めざるをえない状況です。
 現在、転職活動中ですが、思っている生活を手に入れるためには挑戦せざるをえません。そのために頑張っている次第であります。
 それでも電子書籍は出せる!ということで、作品発表はゼロということはありません。
 また、10月の福岡では二冊目となる長編を出すつもりでいます。
 noteのほうで週に一回小説を載せていきますので、そちらの更新も楽しみにしてください。
 こちらは感想と執筆作品や創作についての考え事をアップしていきます。
 不定期更新ですが、楽しみにしていただければ幸いです。