大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

【感想】七月は皇帝の月 ーDie Nordlandreiseー

この本を買ったのは、Webカタログにて北欧の話であるとあったからだ。たまたま隣のブースということもあって、久しぶりにカタログ見てから購入。
面白そうな題材であっても、中身がスカタンということは時々ある。本作は題材も中身も伴っていた。
ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世を中心に、その周囲の人々の視点からも彼を描いている。各話、長いこともなく、無駄な描写もないため読みやすい。骨太を求めている人には物足りないかもしれないが、このへんの知識があまりない私には十分であった。

三部構成で一部と二部の冒頭には状況が簡単に書かれている。
一部は主にヴィルヘルム二世の人柄、なぜノルウェーに魅せられているのか。
二部には彼の欠点もよく描かれている。また、戦争が迫っている独特の緊張感が伝わってきて短い中にも悲壮感に溢れていた。

あとがきにはヴィルヘルム二世たちの人生はドラマチックに続くとあるので、是非とも続編を書いて欲しいと思った一冊。

第7回Text-Revolutions 報告

眠気で白目をむきなが書いている。
夏のテキレボは着替えが必要だ。
今回、コスプレができるようになったからというわけではない。什器の搬入、荷下ろしで、汗だくになるからだ。搬入のエレベータは蒸し釜状態で、中に入る者に容赦しない。シャツがびっちょびちょになって、絞れるほどになっていた。
大坂文庫のディスプレイアイテムも多々破損した回でもあり、新規導入の釣り銭ケースは活躍したものの、敷物を忘れた。敷物は妻に借りた。けっこう良い図柄だなと思った。
ぼちぼちと売りつつ、思わぬ人との遭遇があったり、終盤に森くんとカレー王が来たりと、いつもの展開もあった。途中、完全体となったクロフネ三世を連れて練り歩きもした。クロフネ三世は次に会う時、究極完全体になっているであろう。
出店者企画のクジにも参加し、レターセットも手に入れた。声をかけられなかったら、そのまま忘れていた。
今回は真っ直ぐに帰阪した。
エレベーターまで皆が見送ってくれた。相乗りした人が茶目っ気もかます一幕もあって、力強く浅草を後にできた。
帰りの新幹線で反省点や修繕する物をリストアップしていく。やることがたくさん増えた。名古屋の手前で車窓から花火が見える。
音こそ聞こえなかったが、終盤なのか続けて上がっていた。
この花火こそが遠征一番のご褒美であろう。花火は駅に近づくまでずっと見えた。
浅草で大人の文化祭が終わった。

羨ましく思ったこと

たまたま相談されたことと、ゲラとして届いた某業界紙を読んだ、この二件に思ったことである。
「この力量で飯が食えていいなぁ」と羨ましく思った。
相談されたことは「この文章が何かいまいち」ときたので、読みにくい部分や繰り返しになっているところを直して相談者に渡した。明るいインタビュー記事であるのに、暗い部分ばかりが強調されていた。もう一回直そうかなと思っていたが、相談者は一回の直しで満足したという。私が直さなければ、あれがそのまま記事になっていたのかと思うと、仕事としての「ライターとは?」を考えさせられた。
もう一件はベテランが書いたもので、ゲラとしても酷いものであった。文章の最後に「。」すらなかった。それで飯が食えているのである。
私は未だ小遣い稼ぎしか出来ていない。
正社員としてモノを書いて飯を食っている人のスキルは当然、ピンからキリまであると思っていたが、これほどとは思わなかった。「ドン」と名刺を渡されても、「へぇ」という反応になるぐらい、考えを改めた。

PCの怪

メインPCの調子が悪い。新しい物を本格的に考えなくてはいけないレベルになってきた。書いている時に変換でクソ重くなる。何もしていない写真をいきなり表示する。
いや、本当は今、新しい物を買いたいなと思ったのだ。
さっき、このブログには違うネタを書くはずだった。その途中でPCが急に重くなり、ある写真を表示した。それは依頼されている本の表紙に使うものだ。風呂の中でどう料理しようか考えていたものだ。しかし、気が重くなって止めた。「明日やろう」と先送りしたのだ。それがドンと出てきて面食らった。この作業をやれということか。何も思いついてやしないのに。私は写真をそっと閉じ、ブログを書いている。
この後はその写真を開いて作業をするつもりだ。

絵を描き始めた

 人間、何かを始めることに遅いものはない。ということで、絵を描き始めた。一日一枚ずつ、Amazonでぽちった本を参考に基礎から描いている。
 小学生の頃はマンガ倶楽部に所属していたけれども、適当に描いているだけで絵に関しては特に身につかなかった。今ではほとんど描くこともなくなり、たまに描くのは本の表紙で依頼する酷いラフ画のみだった。
 絵を描ける人が周りにいるから、何かあれば頼めば済む上に、私自身が色弱を持っていることもあって、自分で描くことを避けていた。今回、自分で描きたいものもあって、始めて見た次第である。
 お金がないので、鉛筆画からだが、ちょっとずつ出来るようになればいいと思っている。描き上がった絵は、まだ見せられるものではない。ちょっと自信がついた頃に、「最初はコレからこんな感じになった」と記事にできたらと思っている。

拙作「どてやき」がKindleにて販売開始

もう三年も前になるブログ記事の小説をKindle化した。謂わば製品になる前の原石状態である。
大坂文庫のサービス可視化目的でもあり、編集校正が入ると仕上がりが変わるんだなという参考にして貰いたい。

 

duwazumi.hatenablog.com

 


Kindle本はこちら

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A9%E3%81%A6%E3%82%84%E3%81%8D-%E5%A4%A7%E5%9D%82%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%8A%E4%BD%8F%E6%96%AD%E9%9D%B1-ebook/dp/B07DVL1Q3K/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1529706534&sr=8-3&keywords=%E3%81%A9%E3%81%A6%E3%82%84%E3%81%8D


複数人から聞いたシベリア抑留での話を元にして小説にしたものである。
私の欠点は「中身を書きすぎない」ことにあるので、言葉が足りないところもあり、推敲中に付け足すことがままある。
これを編集さんとのやり取りを経て、校正にかけ、ようやく出版となる。
但し、自分の本だけあって販売が後回しになってしまった。気がつけば久しぶりのKindle本発売。
もっとズラリと並べられるように頑張る。

連載小説の準備

 五年ほど前にpixivで連載小説を書いていたことがある。
 その際、「おもんない」と一人に言われてから、書き方がどうこうセリフがどうこうとなって、まだまだ未熟だと思って止めた。今となっては、未熟であろうが駄作であろうが、やり抜くべきだったと後悔している。読者もちょっとついていた。読んでいたであろう人に申し訳ないとも思う。
 今回、noteを始めたので、pixivで書いていたものを連載し直そうとしている。改めて今まで簡単なメモで済ませていたものをがっちりツールとして用意し、準備中だ。週間でアップしていく計画である。
 準備していく内に、「これって面白いのか?」と首を傾げる。100%を求める、失敗をしたくないと思うと、何も成せなくなることは自著「見上げた男」でも書いた通りで、私が作中の男になるわけにはいかないので、頭と指を動かしている。