大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

人は人、自分は自分

例え同じ職場にいたとしても、目指すものは違う。人は人、自分は自分なのである。
私はここで出世したいのではなく、金を得たいのだ。賃金が全てだ。出世したところで大して報酬が増えない会社だ。出世なんて二の次の人間が私だ。
そこにドヤ顔で出世について語られると返答に困るのだ。
話している相手は私を知らない。
しかし、私は相手を知っている。
相手の仕事ぶりはよく聞いている。その結果も知っている。相手の最終役職も予想がつく。結末が見えている物語ほどつまらないものはない。
どうせなら、仕事以外の話をして欲しいのだが、そういった人ほど話の引き出しは少ない。だから、私は相手の話を右から左へ……。