翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

歯医者通いの終わり

今日の治療で一通り終わり、定期検診に移行した。昨年、定年退職したおっちゃんに紹介して貰ってからおよそ四ヶ月通ったことになる。腕の良い方でさっさと治療してくれた。下手なところに行ったせいで文字通り痛い目を見たが結果として土日もやっている歯医者を見つけられたからよかったかもしれない。
気分は浮かれて、外食でもして帰ろうかとも思ったが、懐が温まったわけではないから自重した。
旨そうなカップラーメンとナナチキで腹を満たした。
もう二月になろうとしている。
一月は職場で色々とあった。平穏な月というものはないのかもしれない。私自身は深く関わることはなくても、耳に入ってくる情報はこれまでよりも多い。そして、懐の寒さや今後も考えて、体調不良から休止していた転職活動も本腰を入れる。幸い、私は自分を高く売り込める条件が整っているようだから、歯も良くなったこの機会に済ませておく。
幸い、駄目だったらまた転職すればいいと妻は言ってくれている。

楽しいこと

小説を書いている間や本を作っている時は楽しい。
自らの裁量でほとんどが決まることもあるだろうが、これが完成して世に出るまでを考えると尚のこと楽しみが増えるのである。
しかし、売れるかはまた別の話だ。
売る先のプロモーションが私は下手で、後で色々と気がつくことが多い。いよいよ発売となる時は一呼吸おいて、少し考えたほうがいいのだが、先に手続きを済ませてしまう。最近、特に感じたところだ。
定期的に宣伝もしたほうがいいのに、それも弱い。
売れると楽しいのに、何を躊躇しているのか分からないが、何となく気が乗らない。ところが、そうも言ってられなくなってきた。独身貴族じゃなくなった今、少しでもかけたお金を回収しなければ続けられないのだ。
イベントスタッフをやっていることを言い訳に筆を折りかけたことが何度もある。
何度か言ったり書いたりしたかもしれない。その度に買ってくれた人や「あなたの作品が好きだ」と言ってくれた人のことを思い出して踏みとどまっている。
楽しいことばかりとはいかないが、苦手な宣伝ももっと工夫すべきだと改めて反省した今日この頃。
それもうまくいくまでやれば楽しくなってくるだろう。
ここが正念場なのだと思っている。

完結が見たい

ふと思い出して「あれどうなったんだっけ」という作品がけっこうある。
さよなら絶望先生のコミックは完結したものの、アニメの方は最後までやらなかったなとか。あれ続編やるといって楽しみにしていたが、もう八年も経ってしまっているなとかだ。少し異なるがFF14のエピソード追加もこれに含まれる。
だが、完結を怖がる自分もいる。
長編小説や漫画が終わりに向かっていくのは、どことなく緊張感をはらんでいるものだ。終わった読後感と同時に「終わってしまった」という喪失も少し味わう。
一番深かったのは「まほろまてぃっく」だ。とっくに完結していた作品だが、最終巻まで買うのを延ばし延ばしにしたほどだ。あれを読み終えた時、しばらく虚無状態になった。タイミングよくアニメの特別編が作られたことも印象に残っている。
あれこれ検索しながら、「こんな事情があったのか」と嘆息する時が年に二回ぐらいある。しかし終わるのも怖い。面倒臭い性格だなと我ながらに思ったところで、自分に置き換えた。
私も完結していない作品があるではないか。
「あの続きどうなったんだろ」って思いながら待っている人もいるだろう。
ブログを辿ればもう四年も経とうとしている。ぐだぐだしている間に私は三十歳も越してしまった。
その間に作品は発表しているが続き物は続きが出ていない。
時々、催促してくれた方々もう少し待って欲しい。
今年中には完結するので。
そう宣言しながら、私が待っている完結していない作品が何かのきっかけで再開するのを楽しみにしている。

第三回文学フリマ京都 報告

さる1月20日(日)みやこメッセに私はいた。朝から晩までスタッフをしていた。だから出店に関する話はない。
いつか関西で自分の本を自分の手で売りたいと思いながら、半分羨ましく出店者を見ていた。私が持っている50Mメジャーは重要な戦略兵器であったため、今どこにいるか確認電話がきたほどだった。
傘を差したのは朝の一回だけで、帰る時は雨もあがっていた。特に一大事も起きずに閉会した。朝は咳き込んでいたが、終わる頃にはコロっと治っていて声を出していたのが逆に良かったのかもしれない。文フリ京都のカレーは甘口になれた私には辛かった。休み休み食したほどである。思えばこの時から今日発症する逆流性食道炎の兆候はあったのだが、最近はご無沙汰だったため、何ら警戒することはなかった。
前回では全く買わなかった本も思った以上に買った。なんとなく興味がわいたところや、初めてで一生懸命な感じがしたところなど、予算をオーバーして購入した。懇親会で話した人のうち、自分の本を持っている人がいたら、それも大体購入した。中でもオカルトは苦手だが、書き上げる小説はホラーという人もいて中々面白かった。
また感想を書いて作者の糧にでもなればと思う。
ブログも二日休んでしまってまとめて更新することにした今日、逆流性食道炎による痛みに日中悩まされた。帰宅してからは歯医者から頓服にと貰ったロキソニンがあったので、逆流性食道炎の薬を飲みつつ、痛み止めとして飲んでようやく動けている。
余談ながら、昨日に給湯器は直った。
風呂に入れない心配をしなくていいようになった。
 

いいよね!米澤先生

地獄のミサワと聞けば「女に惚れさす名言集」とかでお馴染みの人だ。最近はブログ更新も止まっているが、特にないもないことを説明するニコ生をやっているほどなので元気そうだ。

地獄のミサワの「女に惚れさす名言集」

さて、「いいよね!米澤先生」は二年ほど前に最終刊が出たギャグ漫画で、ラグビー部顧問になりたかった教師米澤が漫画部顧問となり、彼らを指導していく物語である。雑な紹介ではあるが、この米澤先生がかなりの自分勝手で、彼が引き起こす騒動が結果として人の成長を促していく。
話の舞台は漫画部ということもあって、創作の話はちょこちょこと出てくる。割とためになるイイ話もある。
まともな人間は出て来ないが、そんなこと気にせずに読めるミサワワールド全開のシリーズだ。全5巻なので、徹夜せずに読めるし、お財布にもやさしい。
因みにアフィではない。ただ単純にこの漫画を「いいよね!」と語れる人を増やしたいのだ。まあ、ちょっとやろうかなと思ったけれど面倒くさくて、ただの紹介記事にしたことはここだけの話だ。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00TRSD67K/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_QwCqCbX4ZFRDY

私のバイブル

創作活動でどうしても立ち止まりそうになることがある。
立ち止まっても何もならないことは分かっているのだが、孤独な作業をしているとどうしても不安になってしまうものだ。そんな時に何度も何度も読み返している本がある。全てを丸暗記とまではいかないが、見出しをみただけで中身は思い出せるほどだ。
以前、「うるう」を観劇した際に購入した一冊である。
因みに観劇もグッズ購入も生まれて初めて経験した。

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いつでも手に取れるような場所に置き、くだらないことで塞ぎそうになったら読み返す。まだ私は徹底して創作に打ち込んではいないじゃないかと思う。「まだできる余地がある」と思えるのだ。
他にもバイブルと呼べる本はあるが、一番読み返しているのは間違いなくこれである。
私はまだ自分の作品へ究極の変態をたたき込めていない。

風邪の土曜日

咳が止まらないまま、新しい風邪をひいた。私にそんなつもりはなかったのだが、大分声が違うらしい。電話で話した母に、会社の同期にも「風邪大丈夫?」と聞かれた。去年の文フリ京都の時も酷い風邪で某氏が二次会で用意してくれた店に長くいることができなかった。
今日は書きものと小遣い稼ぎの小説と、諸々の事務作業をするつもりであったが、半日も寝ていた。
このままではいけないので、明日には薬や用事を済ませに外出する。インテックス大阪のイベント参加は見送ることにした。大勢の人に風邪をまき散らせても迷惑であるし、そこまで辿り着く自身もない。
自分のバロメーターとして「座っていられるか」がある。
座っていられれば例えゲームでも、小説を書くこともできる。最早、そのエネルギーがないということはダメなのだと諦めて布団にもぐることにしている。だが、どうにも焦りが出てきてしまう。
常々、健康は大事だと言いながら、風邪が長引く自分を見直ししたい。