翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

クリエイターが作った物を売るために営業して回るのは需要があるのか

つい先日のことである。

作品を売りたいという方に出会った。

私は私で私の本を買うなりサービスを買ってくれる人を探していたわけだが、あちこちに顔を出していると、結構こういう人に出会う。

それまでは「協力出来たらいいですね」なんて簡単な相槌をうって終わらせていた。

最近、それでは自身の目指す人材の掘り起こしなんて出来ないのではないかと反省した。自分の人脈や営業スキルを使って、その人のビジネスに繋がる活動もするべきだと思い至る。

しかし、需要はあるのだろうか?

今はネットでも通信販売が簡単にできる時代で無理に営業する必要はない。

それに、いざとなったらタダで営業に回るという事は出来ないから、取り分等々の交渉もある。お金の話を嫌がるクリエイターは多い。それでも売りたい人はいるのだろうか。いるならば、いきなりビジネスの話とはいわず、お茶でもしたい。

と、いつかはしっかりした枠で一つ設けておきたいなと思った案の備忘録。

福岡ポエイチによせて

今年も福岡ポエイチは二日間参加する。

開催日時は下記の通り。

2016年6月18日(土)-19日(日)【開催時間】13:00~18:00【場所】リノベーションミュージアム冷泉荘

毎回行われている詩人によるパフォーマンスは今回、別会場でやるらしい。即ち、本を売る側であるサークル参加者は詩人目当ての客にあてこすりも出来なくなってしまった。逆に、パフォーマンスに参加する必要はなくなったともいえる。

前述のパフォーマンスについては、既にそこここで話題になっているようだが、私の目下は原稿である。

日表造形社の社長は厳しい。

〆切までに良質の作品が書けなければ容赦なく斬られる。

その前に迫った文学フリマ東京合わせの原稿も苦しく、ついでに懐も苦しくあっぷあっぷしている。

灰皿掃除

勤め先の代表者による年頭挨拶は政策に期待しながらそれに応えていくというものであった。
あとは「気合」の二文字で要約できる簡単なものである。
いわば責任を国のせいにして、動くのは自分より下の人間で「俺は知らん」ということだ。居酒屋でくだを巻く一般的なおじさんと何ら変わら
ない、そこに自分が立っていない挨拶である。それを年頭でするのも、させてしまう側近達も中々見上げた人たちで面白い。
ところが年頭だけに留まらず会社の運営まで「余所がやったから」と後手後手に回る事が多い。
挑戦がない。
退屈なのである。
その退屈を拭う事が出来ないのである。退屈を払拭するべく、乾燥した部屋で口だけを動かしている。その様は魚類にも劣る。
喫煙室の灰皿掃除を誰かがやっていても気にも止めない。当たり前の事だと思っている。しかし当たり前なぞないのである。金利がマイナスになってしまう時代である。自分だけが確かで自分で立つしかないのに、こんもりと山になった灰を誰もが黙って無視をした。
私の灰皿掃除は善意であって職階が下であるからではない。
それをいえば、新入社員がやるべき事である。
私は煙草を吸うからそれの後始末をするだけの事だ。何ら立派な事ではない。その証拠に風邪をひいて煙草を吸えない間は一切掃除などしてい ない。
「しょうもない」
灰皿に突き刺さった様々な種類の煙草にそう冷笑した。

歴史アンソロジー募集のお知らせ(改めて)

大坂文庫、歴史アンソロジー始めます。
倭国合戦記 -日本創世-
第一弾です。
日本の歴史で起こった「戦」をテーマにアンソロジーシリーズを始めます。
この戦は単に軍隊同士による戦争だけでなく、外交戦や情報戦、政治等も指しています。
前回、募集より応募原稿が少なく落としたため、時代範囲を変更します。

尚、既に原稿を頂いている方は執筆陣に含まれております。


今回、取り上げる時代は神話~鎌倉時代


募集人数10名ほど
〆切り2016年3月31日
A6版 17行×40文字 20ページ程度。
自己紹介200字程度
あとがき400字程度

 

電子書籍化も予定しております。
・報酬は完成本一冊(電子書籍化の際は別にご連絡します)
頒布は第二十二回文学フリマ東京を目指しています。

原稿寄稿頂ける方はvultures7@(hotmail.co.jp)かTwitterの@uwazumiまでお願いします。

抱負2016

皆様、新年あけましておめでとうございます!
2016年も大坂文庫と上住断靱ならびに大阪軍団をよろしくお願いします。
2015年前半は精神的病でほとんど動けず、本の方も落とすのが二冊出たりと苦境の年でしたが、頒布数を大幅に伸ばしたりと飛躍したところもありました。
それを踏まえた2016年、大坂文庫の抱負は

1、電子書籍発行に力を注ぐ
2、本の頒布数を去年より倍にする
3、提携先との関係をより明確に強固にする

上住個人はたくさんの抱負があるのでここでは割愛させて頂きます。
忙しい一年になるとは思いますが、だからこそ旨い酒が飲めるのであり、毎日が楽しくなるのだと考えています。
私の身長はもう伸びませんが出っ張るお腹を抑えつつ、おおきくなる一年に致します。

第二十一回文学フリマ東京

大坂文庫は第二十一回文学フリマ東京のアー33でブースを構える。
久しぶりに歴史ジャンル復帰となり気合も十分に挑もうと思ったのだが残念なお知らせが二つある。
歴史ジャンルに戻ってきたのに歴史小説新刊を二冊、落としてしまった。
五月の東京開催では出せるように諸々の反省をする。
なので、今回の新刊は純文学アンソロジー「おおきくなる」のみ。

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テーマ「歓喜」について八人の作家が思い思いの作品を書いている。
冒頭の引用は山本清風著「菌 くさびら」から。彼はA-32に鎮座しているはず。「菌 くさびら」も頒布予定らしいので、大坂文庫で本をまとめ買いして財布に余裕があるなら手にとって欲しい一冊。

今回は史文庫~ふひとふみくら~の唐橋さんが主催する「歴史クラスタ覇道スタンプラリーⅡ」にも参戦。
大坂文庫の景品は次回新刊100円引きとなるステッカーor既刊割引となっている。
唐橋さんのブースは隣にあるから3つ訪問してクリアとなるうちの2つをここで消化出来る。
単なる恋愛相談等でも承るので是非ご訪問を。

余談ながら有休が取れたのでアフターも含めて心ゆくまで文フリ東京を楽しむ所存。

第一回文学フリマ福岡 参加告知

大坂文庫は第一回文学フリマ福岡に参加する。

第一回文学フリマ福岡
開催日 2015年10月25日(日)
開催時間 11:00~16:00
会場 都久志会館 4F全室

スペースナンバーはあー05,06。日表造形社(ひなたぞうけいしゃ)と合体配置だ。
日表造形社の社長たる小柳さんはよく働く人で、大坂文庫では珍しいフリーペーパーを置く事が出来る。

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三者三様の自己紹介とプロフィール写真も見ることが出来るので、是非とも手にとって貰いたい。

さて大坂文庫発行は今回既刊本のみ。

https://c.bunfree.net/c/fukuoka01/!/%E3%81%82/6

にて確認を。
尚、野郎である私の手より、美女たる小柳さんから手渡しを貰いたい場合はレジにて申し出るように。

23日(金)に福岡入りし、飲み歩く予定なので大阪軍団と語らいたいという人は上住にまで。