大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

岡崎に捧ぐ 感想

私が山本さほをフォローした時は何かのマンガで彼女のツイートがバズった時である。この人の描く漫画は面白いなぁと思ってフォローした。暇つぶしマンガは最近見ないけれど、楽しみにしていたものだ。
そこから、あれよあれよと漫画家になって、応援しようと思った身分としては誇らしい限りである。といっても、私にできたことはリツイートと本を買うこと、友人に薦めるぐらいのことであったが。あとはLINEスタンプを買うぐらい。本当に微力なこと。私に宝くじを当選させれば、世のクリエイターに全部捧ぐのに。
話が逸れた。
彼女の漫画は多々あれど、その中でも象徴的な「岡崎に捧ぐ」が完結した。
岡崎さんは彼女の親友たるフワフワした女性だが、漫画家山本さほが「漫画家」になるには不可欠な存在であった。
私も同年代ということもあって、話に出てくるゲームの回想も感慨深い。
その中を追っていくことで、周囲の人たちがいて、山本さほが出来上がっていく様子がよく分かる。それを涙無しに読むことはできない。「岡崎に捧ぐ」は勿論、岡崎さんのためのものだが、創作者にとっても元気づけられる物語だと思う。