翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

ラスト一週間に入って

 できるだけ行きたくない場所は役所と病院である。空気が籠もっている感じがして、あの空間で待つのも苦手だ。それでも、何かの手続をしなければならなかったり、身体が悪ければ行かざるをえない。
 今日は有休を取って、役所へ諸々の必要書類を発行しに行った。思ったよりも混んでいたが、係の人は笑顔で対応していて偉いなと思った。暴れている来庁者もおらず、粛々と手続が行われていた。少々、時間がかかる手続をしたがために一時間もかかってしまった。私は刀剣乱舞を開いて暇を潰していた。
 昨日は発熱して文学フリマ京都を欠席した。
 久しぶりに会えそうな方もいたから、挨拶をしたかった。木曜日辺りから感じていた疲れがでてしまったのかもしれない。前日は前日ではしゃいでいたものだ。熱は中々下がらずに、よもやと思ったが朝には平熱に戻って安心した。
 今週で勤め先へ行くのが最終週となる。
 引継と片付けと挨拶に追われることになるだろう。
 長年勤めた割に思ったほど感慨深くなることもなく、次の生活に向けて粛々と準備をしている。結婚を決めた時に感覚が近い。慌ただしい中に「こうなる運命だったのだ」というものを感じている。
 あと4回の勤め先への奉公。
 13年も向いていないサラリーマンをよくこなしたものだと自分を褒めてやることにする。