翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

ケー36 第三十三回文学フリマ東京

久々にイベント参加。
お金をあまり持っていないくせに、やりたいことが多すぎるマン故に最近は同人活動が縮小していて文フリ東京にしか参加していない。今年はあちこち行くつもりだったのに入院したということもあるけれど。

第三十三回文学フリマ東京

11月23日(火)12:00~
東京流通センター第一展示場

bunfree.net

ケー36にて翠嶺クラフティングはブースを構える予定。
今回は大坂文庫から名義を変えてから初めての参加。
幸い長編の入稿も間に合い、当日は久々の新刊も発売予定だ。
当日、少しでも時間がある方は現地でお会いしましょう。
お品書きはWebカタログにて。

c.bunfree.net

新刊は「衆妙の門」。
信州小笠原家の没落から旧領復帰までの四代に渡る物語。

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以下、Webカタログ紹介文。
天文一九年、小笠原長時の居城、林城武田晴信によって落とされた。
これにより信州小笠原家は没落したのである。
それは半世紀に及ぶ小笠原家信州復帰への長い戦いが始まった時であった。
親子孫四代に渡り全国を駆け巡った彼らは、時の天下人、各地の梟雄や武勇高き武将たちと縁をつなぐ。
多くの家が没落や滅亡の憂き目に遭う中、彼らは『故実書』を一つの武器に戦国の荒波を進んで行く。
長時の子、貞慶は三好長慶より偏諱をうけ、後に天正壬午の乱で無類の強かさをみせる。
貞慶の子、秀政は豊臣秀吉より偏諱をうけ、徳川家と縁を結び、松平信康の血を取り込む。関ヶ原合戦で功を上げる。
秀政の子、忠隋は大坂の陣にて徳川本陣に突撃する真田信繁と対峙する。
今日まで家を残した彼らの艱難辛苦を追う。