恐らく初めてお題を採用した。
はてなブログ10周年ということだが、文学フリマ出店参加が10周年になると気がついた。二回ほど別出店名で参加、色々あった後に大坂文庫として出店し、大坂文庫の初陣、隣には屋代さんがいた。そこで「忍嚆矢」と「帰宅したら弟がニート」を販売したと思う。
おとニートのほうは初アンソロジー。猿川さんと出会った場でもあった。
販売当日は無料配布で知名度を上げようと思っていたのだが、森井聖大が挨拶がてらに撒きまくってくれたお陰で予想していたより多くの人に知ってもらうことができた。「一人」になって再出発した時期だったのである。
その後の懇親会で将来結婚する相手と出会うとは夢にも思っていなかった。
当時の勤め先はブラックを極めていて、朝7時に出社、退社は23時と狂っていた。会社を訴えようと、労働基準法を勉強したことが労務担当になってからとても活きている。
10年経って変わらなかったことは執筆を続けていて、未だに半自営半リーマンであることか。
変わったことは多々ある。
社名も変えたし、結婚もすれば、住んでいる区も変わった。
人間関係も変わった。まあ、人間関係は縁があればまた繋がるものだと思っているので、それほど寂しく思ってはいない。新たに繋がって、お互いを引っ張り上げながら仕事をすることもできるようになった。
草野球は止めてしまったし、FF11にもインしていない。
新しく学んで得るものも多かったが、新しく始めては続けないものも増えた。損切りできるようになったのは歳のせいか。
活動は振り返ると以前より石橋を叩くようになったせいか縮小してしまったけれど、人にお願いすることを覚えた分は幅を広げようと思った。
