大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

UFOキャッチャー

最近、大学時代の友人と飲みに行くと、一軒目の後にゲームセンターを挟むことがある。昔のように長く遊べるゲームは少ないものの、ゲームの種類は規模によるが多種多様だ。友人はFATEに行くので、私は他のゲームをする。
UFOキャッチャーはコツを高校生の時に教えて貰って依頼、割と得意になった。十何年経っても、基本の攻略方は同じなのである。高校生といえば好きな人ができて、デートにも行く歳だ。UFOキャッチャーで全然だったという話にH君という友人が自分の奥義を伝授してくれたというわけだ。
H君曰く「デートに誘う勇気があるのは素晴らしい」「上手く行って欲しい」とのことで、懇切丁寧に教えてくれた。
今、思うに大分いい人なのだが、当時の私はそこまでH君に恩義を感じなかった。あの時の私に渇を入れたいと思う。また縁があればH君に御礼を言いたい。
足が遠のけば腕が落ちるのは当たり前で、久方ぶりのゲーセンでは全く取れなかった。
しかし、行くようになれば徐々に腕が上がってくる。
景品系のゲームは一発で取れないものも多い。
形状、アームの強さ、当たり判定(景品の動き)、これらを見ながら確実に落とすのである。
ちょっと前に欲しいスマホケースを取るところから再燃したUFOキャッチャー。スマホケースゲット戦で出会った店員さんが「ゲームなんで取れなきゃ面白くないですからね」と言った。昔からの偏見でゲーセンは絶対に景品を取らせたくないものだと思っていた。それとの勝負だと思っていたが、そうではない。これはゲームだと思うようになってから、気楽に挑戦できるようになった気がする。
要はコツはあるけれど、それは基本。現地でその機種にあるクセを読み取って景品を取るのだ。なんとも臨機応変さが面白いではないか。そんなわけで新しい趣味になりつつある。