大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

脳内執筆

今日の職場は二人欠けていた。一人は出張、一人は有休だ。その二人分の日常業務をこなしつつ、役所に提出する書類を仕上げるというアクションに富む一日だ。しかし、前もってそのことは知って事前準備をしていたから、それほど難しいことではない。
受付の業務もあった。普通の会社なら美女だが、この会社は通常、おっさんで、おっさんがいない時は当番で持ち回りする。今日はその当番日でもあった。
簡単な仕事なら受付でもできるが、私の持っている書類は個人情報満載なので、そこらへん持ち歩いたりできない。前もって知っていたのに、勉強本を持ってくるのを忘れた。こっそりとスマホKindleアプリで「半七捕物帖」を読んでいた。
来客はそれほどない。
九時前は新高校生とその親が入学式に向かうべく歩いていく姿が多かった。
以外と父親のみの同伴という親子も多く、その父親が有休か半休かどちらを取っているのかどうか想像したりしていた。
その内に、眠気が襲ってきたので立ち上がって受付室を歩き回りながら、自分が書く小説のことを考えていた。小説を読んだ後だと、読んだものの文体で今の状態を描いてみる。
今日の職場で一番平穏な時間であった。
脳内で書いた小説はかたちに残らなかったが、またどこかで発揮される時がくるだろう。
小説も大事であるが、目下考えなければいけないことは、家庭でのイベントである。四月は大事な月だ。何かイイ意味で相手が驚くものを、と思うのだが、まだ思いつかない。