大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

メリークリスマス

実家ではクリスマスは割としっかりやった。
面倒くさがりの父もクリスマスツリーだけは毎年用意し、大掃除もして、すっきりした部屋でパーティーをした。父はワイン、私たちにはシャンメリーが出た。父は食後に、その当時は自慢だったオーディオでクリスマスソングを流した。
楽しい上にとても穏やかな気分だった記憶がある。
実家がクリスチャンというわけではない。二年半ほどアメリカで暮らしたことの影響が出ていたのだろう。私は一時アメリカにいた。といっても、幼稚園に半年ほど通ったぐらいで、ヒアリングはなぜかできるが、返答できないという英語力だ。因みに弟はアメリカ生まれだが英語はてんでダメだ。
アメリカではクリスマス休暇で色々やる余裕があったのだ。帰国後はそうではなかったはずだが、「これだけはやらねばならない」という無意識があったのかもしれない。
年々いい加減になっていったが、クリスマスだけは何かやる風習がある。
所帯を持った私はどうかというと、色々やらなければと思うのだが、そこまでは求められていないらしい。ところが、刷り込みの恐ろしさで「あれをやらなかった。これをやらなかった」と自責の念に囚われる。
しかし、あまりクリスマスで考え込んでもいけない。
楽しむことが一番大事だ。私はワイン系統は翌日に持ち越してしまう体質だから、今日は普段通り麦酒で、一つおまけに酎ハイを買ってきた。
あれこれ課題も残っているが、取り敢えずは置いておき。
メリークリスマス。