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大坂文庫

個人作家、上住断靱の活動記録

当たると来るメール

週に一回、BIGを購入している。スポーツ振興くじのアレである。
自動購入なので毎回「買いますよ」「買いましたよ」というお知らせメールは来ていた。当選結果については、毎週ドキドキするのも心臓に悪いから当選した時だけ通知が来るようにしている。
先日、その通知メールが来た。職場でだ。
私は飛び上がりたくなる衝動を抑え、こっそりロッカールームでいくら当たったか確認した。まだ焦ってはいけない。辞表を出すのは振込を確認してからだ。
震える指で画面をスクロールすると「570」が一瞬通り過ぎた。全て見たが、他に金額らしき数字はない。画面を再び上へと戻していく。通り過ぎるは「570」の数字。もう一度戻る。570円。
なんということだ!桁が6個ほど足りないではないか!
私は意気消沈し、友人にLINEを送った。
「BIG当たったよ」

そのメールが今日も来た。家だからそんなに慌てる事もない。COOLに金額を確認する。勿論、辞表は振込を確認してからだ。
300円
私はたまたま電話していた友人に
「またBIG当たったよ。300円当たったよ」
「よかったねー」
しかし、塵も積もれば山となる。この少額当選がいつかBIGに繋がるのではないかと信じている。勿論、当たったら誰にも話さないだろう。振込が入ったのを確認してから会社に辞表を出し、奨学金を全額返還する。寄付はおそらくしない。
こんなブログ記事を書いたら会社を辞めた途端に「あいつBIG当たったぜ」と噂されるかもしれないので断っておくが、BIG一等当選よりも高い確率で「もう限界」となって辞めるだろう。