翠嶺クラフティング

個人作家、上住断靱の活動記録

脳内執筆

今日の職場は二人欠けていた。一人は出張、一人は有休だ。その二人分の日常業務をこなしつつ、役所に提出する書類を仕上げるというアクションに富む一日だ。しかし、前もってそのことは知って事前準備をしていたから、それほど難しいことではない。
受付の業務もあった。普通の会社なら美女だが、この会社は通常、おっさんで、おっさんがいない時は当番で持ち回りする。今日はその当番日でもあった。
簡単な仕事なら受付でもできるが、私の持っている書類は個人情報満載なので、そこらへん持ち歩いたりできない。前もって知っていたのに、勉強本を持ってくるのを忘れた。こっそりとスマホKindleアプリで「半七捕物帖」を読んでいた。
来客はそれほどない。
九時前は新高校生とその親が入学式に向かうべく歩いていく姿が多かった。
以外と父親のみの同伴という親子も多く、その父親が有休か半休かどちらを取っているのかどうか想像したりしていた。
その内に、眠気が襲ってきたので立ち上がって受付室を歩き回りながら、自分が書く小説のことを考えていた。小説を読んだ後だと、読んだものの文体で今の状態を描いてみる。
今日の職場で一番平穏な時間であった。
脳内で書いた小説はかたちに残らなかったが、またどこかで発揮される時がくるだろう。
小説も大事であるが、目下考えなければいけないことは、家庭でのイベントである。四月は大事な月だ。何かイイ意味で相手が驚くものを、と思うのだが、まだ思いつかない。

退廃

気がつけば三日ルーチンのブログ更新もここ暫くできていない。FF14はネタがないときは諦めることにしているからいいとして、こっちとnoteはせめて更新しようぜと自分に言い聞かせる。続けることは斯くも難しい。
本日はエイプリルフールより改元で、勤め先の話題も朝礼からそれであった。
「今日から元号が変わります」
役員の挨拶でいきなりカマされて、すっころびそうになった。しかし、どうやら本気で言っているらしい。皆、やさしいので彼が裸であろうとも、服を着ていると言ってくれるような人たちばかりだ。私も退職金が惜しいので、今は素直に従っておく。
会社は一日から慌ただしいことばかりで、将来は全部エッセイにしようと思うような事件ばかり起こった。
昔ほどに気にしなくなったのは、いつも心に辞表を持っているからだろう。
それでも疲れるものは疲れるから、自分がサラリーマンにむいていないことを痛感するばかりだ。かといって、最近はめっぽう書いてもいない。ぶち抜くほどのことをしていないのにクヨクヨしている。
職場も本格的に人手不足になり、以前は「それやったことない」で許されていたことも、「やれ」と言われるようになった。いいことだ。逃げてきた人間が苦しんでいるだけだ。今まではやる人間だけが損をして、何もしない人間が得をするような環境だった。変化に適応できないものは苦しむしかない。
しかし、自分にも言える。
今いる場所から変わりたければ、それ相応の行動をしなければならないのだ。自分から変化を作れなければ退廃していくだけだ。それでも生きていればいいと思うのだけれど、自分はどうにも苦しくなってくる。
まとまりが悪くなったけれど、なんとかあがいているということだけ。

ハイスコアガール完結

本日発売の10巻でハイスコアガールが完結した。色々あったけれど、無事に完結してよかったなぁとしみじみ思う。
帰宅してから読もうかと思ったが、我慢出来ずに出社前にKindleで読んだ。すっきり終わった。そして最後に男をみせるハルオに胸を打たれた。今まで見てきた読者が彼の成長を一番に感じているだろう。
言った!遂に……言った!
この上なくあっさりとしているが、最高にきまっていた。
ネタバレしないように書くのが難しいけれど、勝って全てめでたしではなく、挑み続けていくという彼の言葉を涙なしには読み終えられない。
終わりも、「ステージを一つクリアしたにすぎない」ときた。彼の十代を追ってきた読者にその先を想像させてくる。後日談があれば読みたいなと思う結末だった。

最近は漫画

最近は家で小説を読む数が減っている。そういう時期らしい。そうしている内に各地のイベントで買った同人誌が積みあがっていくのだが、こればかりは仕方がない。そういう時にシフトするのを待つだけだ。
kindleは常におススメ商品が出てくる。流石にこれは面白くないだろ、と思って買うとおススメだけあって、見事にはまって全巻買いしてしまう。それで読みふけって一夜明かすこともままある。
または、Twitterで紹介されていた漫画に興味をもって、kindleで販売されていれば読んだりもする。
先週は「天は赤い河のほとり」を全部読んだ。二日酔いの土曜日はすべてこれに消化された。家を出ずして、全部そろえてすぐに読める時代だ。なんとも恐ろしい。ただ、そのまま生きていれば出会えなかったであろう作品たちを読み漁れるのは何とも幸せなことである。
今年はコミックスも完結する漫画が多い。
闇金ウシジマくんハイスコアガールも終わってしまう。
完結は一種の喪失感があるけれど、完結していることのありがたさも感じる。
財布のひもを縛らなければ、諸々の活動に滞りが出てしまうのに、この欲求にはなかなかあらがえない。

五周年

友人の会社が五周年で周年記念の飲み会があった。
グラブルと同い年だね」という妻のネタをそのまま使用して、ウケをとりつつも、久しぶりに会う社員さんたちと会話して、日付が変わるまで飲んだ。吐くほどまではいかなかったが、次の日はダウンしていた。
顔を出すと、紹介は作家となっており、それだけで飯を食っているわけではないから、むず痒く感じるところはある。ただまあ、最近は「得体の知れない奴」とよく思われるから、その紹介で納得する人が多いからそれでいいのかもしれない。
ただ飲んで帰るわけではない。
色々と話をしたり、大坂文庫の宣伝も兼ねている。
銀行の話をあまり聞かれなくなったのは、面白いなと思った。友人も会社を起こして頑張っている。私もだいぶと遅れている組だが、頑張ろうと思った。

段取り

今いる部署は仕事開始時間と終了時間は毎日同じである。半分役所みたいだが、労務を扱うだけに残業は許されない。故に時間内で如何に効率良く仕事を終わらせ、きちんと帰られるかが大事になる。
ところが、今日はトップが急遽ダウンし、副ボスが取りまとめとなった。
あっちに行ったりこっちに行ったり、段取りが悪い。朝礼で皆に呼びかけたことをやる際には発信元であるのにいなかった。
あげく、帰りはいつになったらパソコンの電源を落とすのかと、点けたままにしている。見かねた一人は「用事があるから」と言って先に帰った。それを見て「難儀な人やな」という感想を呟く副ボスに片付けを促すのに難儀した。
体調が悪化した一日だったが、以前のように憎しみはわかない。ぶつけたほうがいい時もあるが、こう思うのだ。自分もこんな時があるかもしれないな、と。

大坂文庫メンバー募集

とうとう一人でやることに限界を感じたので、一緒に活動するメンバーを募集する。
外部で協力して頂いている方も多くいるが、やはりそれだけではまかなえないところもあるのだ。
ジャンルも特に問わない。老若男女問わず、経験も問わないが、来る者拒まずではないので、一応直接会うなりメールをやりとりするなどして決定する。主に情熱を見る感じになると思う。
希望者はコメント欄か連絡先を知っている方はそちらを使って上住断靱までお願いする。
ふわっとした募集になるのはそこまで切羽詰まっていないせいだろうか。

募集要項

年齢 不問

性別 不問

ジャンル 不問

経験 不問

コメント欄か連絡先を知っている方はそちらまで。
一緒にうまくやっていきそうだったらOKします。